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△ [18a-D101-8] 硬X線光電子分光法を用いたITO/a-Si界面特性の評価
キーワード:ヘテロ接合太陽電池、ITO、硬X線光電子分光法
HIT型太陽電池は金属電極とa-Siの間に透明導電膜が挿入され、ITO(Indium-Tin-Oxide)膜がよく用いられている。ITO膜の成膜には安価なスパッタ法(SPT)を用いることが多いが、加速酸素原子の注入によるSiOx層の形成およびa-Si界面の損傷などが懸念される。そこでよりダメージの小さな成膜方法として、RPD(Reactive Plasma Deposition)法という手法が提案されている。本研究ではダメージ抑制を目的として新たに開発された改良型SPTとRPDに関して硬X線光電子分光法を用いてITO/a-Si界面の評価を行った。