2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.3 スピンデバイス・磁気メモリ・ストレージ技術

[18a-D104-4~11] 10.3 スピンデバイス・磁気メモリ・ストレージ技術

10.1と10.2と10.3のコードシェアセッションあり

2018年3月18日(日) 10:00 〜 12:00 D104 (56-104)

水上 成美(東北大)

11:45 〜 12:00

[18a-D104-11] TMRセンサを用いた脳磁図・心磁図の室温計測

藤原 耕輔1、大兼 幹彦1、菅野 彰剛3、今田 昌宏2、城野 純一2、寺内 孝2、奥野 哲生2、有冨 勇治2、橋本 清文2、森川 雅弘2、土田 匡章2、中里 信和3、安藤 康夫1 (1.東北大工、2.コニカミノルタ、3.東北大医)

キーワード:生体磁場、磁気センサ、強磁性トンネル接合

トンネル磁気抵抗素子を用いた生体磁場センサの作製を行った。心臓の電気的活動が作る磁場を計測する心磁場の測定では、R波がリアルタイムで計測され、1分程度の積算を行うことでQ波やS波も観測された。脳の電気的活動を磁場で捉える脳磁場の計測では、脳波をトリガとして用い10,000回の積算を行うことで、アルファ波と考えられる脳磁場信号の計測に成功した。