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△ [18a-F306-5] 酵素型非標識ATPイメージセンサの製作と海馬の細胞外イメージング
キーワード:ATP、酵素膜、イメージセンサ
128×128画素のイオンイメージセンサ上にPolyion complex(PIC)法を用いた体積の異なる酵素膜を製作し,酵素の固定化条件を検討した。その結果,PIC体積を低減した3~4 µmのセンサはATP 10 µMまで検出可能であることを確認した。さらに,本センサで海馬の細胞外イメージングを実施した結果,電気刺激によって海馬領域の電位は徐々に上昇した。また,酵素固定しないセンサとの出力応答の差異を確認したことから,細胞外のATPイメージングに成功した。