2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[18p-A404-1~12] 高強度レーザーによる物質変換~材料プロセッシングの展開

2018年3月18日(日) 13:15 〜 18:00 A404 (54-404)

細川 陽一郎(奈良先端大)、坂倉 政明(サウサンプトン大)、欠端 雅之(産総研)

13:45 〜 14:00

[18p-A404-2] スパッタレスSLM法を用いたチタン合金の積層造形

佐藤 雄二1、塚本 雅裕1、菖蒲 敬久2、山縣 秀人1、東野 律子1、西 貴哉3、山下 順広4、中野 人志3、阿部 信行1 (1.阪大接合研、2.原研、3.近大理工、4.石川県工業試験場)

キーワード:選択的レーザー溶融法、チタン、スパッタ

SLM法は、層毎にレーザーによる溶融・凝固を繰り返して、これを積み上げて立体形状を形成する手法ある。一般に、レーザーを金属粉末に照射すると吸収と同時にスパッタリングが発生する。これは、造形効率を低くするだけでなく、空孔形成の因子となる。そこで我々は、スパッタレスSLM法を開発した。本報では、スパッタレスSLM法を用いてTi64の造形を試み、予備加熱がスパッタを抑制することを明らかにした。