2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[18p-G204-1~16] 13.8 光物性・発光デバイス

2018年3月18日(日) 13:15 〜 17:30 G204 (63-204)

上田 純平(京大)、舘林 潤(阪大)

14:15 〜 14:30

[18p-G204-5] Pr3+添加ガーネットにおける5d-4f遷移の熱イオン化消光と熱クロスオーバー消光

上田 純平1、田部 勢津久1、Andries Meijerink2、Pieter Dorenbos3、Adrie Bos3 (1.京大人環、2.ユトレヒト大、3.デルフト工大)

キーワード:蛍光体、温度消光

我々は、Y3Al5-xGaxO12:Pr3+蛍光体における5d-4f発光の消光原因として、熱イオン化と熱活性化クロスオーバーの可能性を調査した。この系は、Ga濃度を変化させることにより、伝導帯、Pr3+の5dと4fのエネルギー位置関係を調整することが可能である。光学特性評価により、Y3Al5-xGaxO12:Pr3+蛍光体において、Ga濃度(x)が0、1、2の場合、熱活性化クロスオーバーにより、xが3,4,5の場合、熱イオン化により消光することを明らかにした。