[18p-P5-1~22] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[18p-P5-10] 表面修飾基板上人工脂質膜の物性評価と膜タンパク質再構成系への応用

〇星野 弘行¹、坂本 広太²、林 史夫²、花屋 実¹、園山 正史¹、茂木 俊憲¹ (1.群馬大院理工、2.群馬大機器分析セ)

キーワード：支持脂質二重膜、膜タンパク質

人工脂質膜(SLB)は基板上に形成することで、その二次元性から膜タンパク質の分子構造等の理解に役立つ可能性を有しているが、基板との接触による構造変形や配向性の欠如が膜タンパク質を解析する上で障害となっている。本研究では、基板との直接的相互作用を低減し、膜タンパク質を特定配向で固定化することを目的とし、マイカ上に、膜タンパク質の特定部位に結合する自己組織化単分子膜(SAM)を作成し、その上にSLBを形成した。