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△ [18p-P9-26] 金ナノプリズムアレイLSPRの回折カップリングに基づく屈折率応答
キーワード:局在型表面プラズモン共鳴、ファノ共鳴、センサ
局在型表面プラズモン共鳴(LSPR)を示す金属ナノ粒子を、光の波長程度の間隔で周期的に配列しアレイ化すると、粒子のブロードなLSPRとアレイ面内のシャープな光回折モードがカップリングし、ピークとディップからなるFano共鳴が観測される。それらのバンド幅はLSPRピークより狭く、波長は粒子の周期や周囲の屈折率などに依存する。本研究では、その屈折率センサへの応用について詳しく検討した。