11:00 〜 11:15
△ [19a-B201-6] Si基板上inverted-rib構造Ge選択成長層における貫通転位密度低減
キーワード:ゲルマニウム、エピタキシャル成長、貫通転位密度
本研究ではSi基板上Ge中の貫通転位密度(TDD)低減を目的とし、新たなTDD低減モデルを提案・実証した。鏡像力による転位の曲がりと成長温度による選択成長Geの断面形状制御、そして選択成長Ge同士が合体して平坦膜を作る性質を利用し、1 µm厚のGe層において高温熱処理や厚い緩衝層を導入することなく4×107 cm-2と低いTDDを実現した。実験的に得られたTDDはTDD低減モデルに基づき計算された結果とよく一致した。