2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[19p-A304-1~9] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2018年3月19日(月) 13:15 〜 15:30 A304 (54-304)

渡辺 賢一(名大)

13:30 〜 13:45

[19p-A304-2] 超高感度迅速放射性炭素同位体分析装置の開発
(2) 中赤外域光周波数コム光源の開発

西澤 典彦1、金 磊1、Volker Sonnenschein1、山中 真仁1、富田 英生1、寺林 稜平1、佐藤 淳史2、野沢 耕平2、吉田 賢二2、井口 哲夫1 (1.名大院工、2.積水メディカル(株))

キーワード:光周波数コム、ファイバレーザー、超短パルス

光周波数コムは,レーザースペクトルの縦モードが非常に高い精度で等周波数間隔に並んだ光源であり,精密分光や高精度距離計測の分野において,超高精度な新しい光源として注目を集めている1).本プロジェクトでは,生体試料中の微量14Cを高感度に分光検出するために,波長4-5 mm帯にある14C固有の微細な振動吸収スペクトルを用いる.本発表では,我々が取り組んでいる超短パルスファイバレーザーをベースとした中赤外コム光源の開発について紹介する.