2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[19p-B201-1~21] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2018年3月19日(月) 13:15 〜 19:00 B201 (53-201)

仁田 功一(神戸大)、宮崎 大介(大阪市立大)、田原 樹(関西大)

18:00 〜 18:15

[19p-B201-18] 全周型空中ディスプレイを用いた円筒水槽内部への空中結像

阿部 絵里菜1、小野瀬 翔1、山本 裕紹1,2 (1.宇都宮大学、2.JST,ACCEL)

キーワード:全周型空中ディスプレイ、AIRR

前後左右に映像を投影する全周型ディスプレイは,視野角が広いため没入感を提示できる利点を有する.
我々は,再帰反射による空中結像法AIRR(Aerial Imaging by Retro Reflection)[1]により,
円錐状のビームスプリッター(BS)を使い,全周型の空中像を形成する手法を提案している
この全周型ディスプレイを用いたメダカの行動観察実験を行っており,円筒水槽の外側に全周型空中像を表示すると反応を示した.
しかし,水中に空中像を表示したときメダカはどのような反応を示すのか報告はされていない.
そこで,全周型空中ディスプレイのBSの位置を変えることで,円筒水槽内部に空中像を形成する手法を提案する.