2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.4 アナログ応用および関連技術

[19p-B303-1~18] 11.4 アナログ応用および関連技術

2018年3月19日(月) 13:15 〜 18:15 B303 (53-303)

浮辺 雅宏(産総研)、宮戸 祐治(阪大)、川上 彰(情通機構)

13:45 〜 14:00

[19p-B303-3] 極小ピクセル Ir-TES の開発および評価

三浦 義隆1、入松川 知也1、寺内 大貴1、大野 雅史1、高橋 浩之1 (1.東大工)

キーワード:TES、極小ピクセル、イリジウム

超伝導転移端センサ (TES) は赤外波長の単一光子のエネルギーを精密に測定することが可能なデバイスとして知られている。本研究では、転移温度が 112 mK で化学的に極めて安定な白金族元素のイリジウム (Ir) に注目し、センサ薄膜部を極小化することで、優れたエネルギー分解能、高検出効率を有する単一光子検出器の実現を目指す。本講演では、作製した極小ピクセル Ir-TES の 1310 nm の光に対する応答について報告を行う予定である。