2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[19p-C201-1~19] 8.4 プラズマライフサイエンス

2018年3月19日(月) 13:45 〜 19:00 C201 (52-201)

内田 諭(首都大)、伊藤 昌文(名城大)、前原 常弘(愛媛大)

15:00 〜 15:15

[19p-C201-6] 支持脂質二重膜の小孔形成に対する長寿命活性種の寄与

大池 郁弥1、岸田 和樹1、針谷 達1、谷本 壮1、滝川 浩史1、手老 龍吾1、須田 善行1 (1.豊橋技科大)

キーワード:プラズマ医療、支持脂質二重膜

我々は支持脂質二重膜(SLB)へ誘電体バリア放電(DBD)を照射した際の挙動を調査してきた。これまでにDBD照射を行うことでSLB上に小孔が形成されることを確認した。今回はDOPCベシクル懸濁液と緩衝液にDBD照射を行い長寿命活性種の濃度測定を行った。長寿命活性種とDOPCが反応した場合,緩衝液のほうが濃度が高くなると予想される。しかし懸濁液中のほうが濃度が高かった。これは長寿命活性種がDOPCの酸化反応に寄与していないことを示唆している。