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△ [19p-F202-10] スパッタリング法によるSr-Si膜の作製
キーワード:SrSi2
SrSi2(α相)のバルクの研究では、高いパワーファクターをもつ熱電材料であることが報告されている。一方膜の研究では、Si基板上に作製したもののみが報告されており、膜の熱電特性を測る際に基板の寄与が切り離せず、絶縁体基板上での作製が望まれる。今回、絶縁体のAl2O3基板上の作製に成功し、成膜温度600℃では、近年報告されたCaSi2型準安定相のSrSi2が、700℃では、SrSi2(α相)と温度によって結晶相が異なることを初めて見出した。