18:00 〜 18:15
△ [19p-F206-7] 紫外,緑,および近赤外レーザーを用いた水素フリーおよび水素含有DLC膜のラマン分光分析
キーワード:ダイヤモンドライクカーボン、ラマン分光分析
ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜は水素フリーのta-C膜およびa-C膜,水素を含有したta-C:H膜およびa-C:H膜の4種に大別される。DLCの主要な膜評価法であるラマン分光分析では,レーザー波長を変えることでラマンスペクトルのピーク位置が変化する。本研究では,紫外(324 nm),緑(532 nm),近赤外(785 nm)波長のレーザーを用いた場合のラマンスペクトルから,各DLCの特徴付けを試みた。結果として,レーザー波長ごとに,DLCの膜質・組成による特徴が確認できた。