2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[19p-F206-1~10] 6.2 カーボン系薄膜

2018年3月19日(月) 16:15 〜 19:00 F206 (61-206)

大越 康晴(電機大)、大花 継頼(産総研)

18:30 〜 18:45

[19p-F206-9] 大気圧窒素プラズマ法により合成した窒化炭素のFTIR(吸着水の影響)

財部 健一1、石原 凌1、稲富 龍将1、平井 正明1 (1.岡山理科大学)

キーワード:窒化炭素、吸着水、赤外吸収

大気圧窒素プラズマで合成した窒化炭素試料には重量で約10%程度の水が吸着する。これまでのFTIR測定では大気圧下で吸着水ありの状態で行っていた。今回、真空中で吸着水がない状態でFTIR測定を行ったところそのスペクトルは吸着水ありのものと違うことが分かった。その結果、大気圧測定で見られた幾つかの吸収帯は水由来のものと断定できた。一方、試料固有のNHxによる吸収が明瞭になった。