2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[19p-F310-1~15] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2018年3月19日(月) 13:30 〜 17:30 F310 (61-310)

伊藤 民武(産総研)、岡本 敏弘(徳島大)

15:30 〜 15:45

[19p-F310-8] スパッタ蒸着とCO2レーザー照射の繰り返しによるAuおよびAgナノ構造の尖鋭化

西川 隼人1、樫原 和彦1、Igor Faniayeu1、中嶋 隆1 (1.京大エネ研)

キーワード:ナノ構造、レーザー、表面プラズモン共鳴

「Au膜蒸着とCO2レーザー照射」の繰り返し処理によってAuナノ構造は尖鋭化し,特異なスペクトル形状を示した.XRD測定では,(111)だけでなく(200)と(220)由来のピークが観測されることから,Auナノ構造は粒子的性質を強く持っていることがわかった.これに対し,「Au膜蒸着と熱アニール」を繰り返した場合には(111)由来のピークのみが強く表れ,膜的な性質を強く持っていることがわかった.