[19p-G204-1~8] 13.8 光物性・発光デバイス

[19p-G204-5] 酸窒化物蛍光体の配光蛍光分光測定Ⅱ

〇高橋 向星¹、市野 善朗²、大澤 祥宏³、広崎 尚登¹ (1.物材機構、2.産総研、3.大塚電子株式会社)

キーワード：蛍光体、サイアロン、量子効率

積分球を用いた蛍光体の量子効率測定に於ける石英ガラスによるフレネル反射の影響を把握するため、配光蛍光分光測定を行った。散乱光の配光分布では、粉体からの拡散反射成分に加え、ガラス面からの指向性の強い反射成分が観測された。このためフレネル反射成分が存在する場合の外部量子効率値は、一般に行われている算出方法では過小評価となり、フレネル反射率を含む複数の実測値による補正が必要であることが分かった。