13:30 〜 15:30
[19p-P4-1] エアスプレーを用いたカーボンチューブ薄膜の作製
キーワード:薄膜、カーボンナノチューブ
CNT薄膜の作製方法としては、ロールツーロール法による直接塗布法や、電界を用いた静電塗布法などが知られている。本研究では、カーボンナノチューブ(以下、CNT)の薄膜を簡単な方法により作製すべく、エアスプレーを用いたCNT薄膜の作製を検討した。
エアスプレーは、有機塗料などを空気圧により噴霧する装置であり、溶液を細かい粒子の状態でスプレーすることが可能であり、塗装の手段に主に陥られている。我々は、エアスプレーを用いて、CNT溶液を空気圧により噴霧することで、CNT薄膜を簡単な方法で作製することが可能であるか検討した。n型単結晶シリコン基板上に、CNT溶液をエアスプレー法により成膜したところ、均一なCNT薄膜を作製することが可能であった。CNT薄膜の抵抗値を測定したところ、0.75Ω(シート抵抗3.4Ω/スクエア)と、良好な導電率であった。
エアスプレーは、有機塗料などを空気圧により噴霧する装置であり、溶液を細かい粒子の状態でスプレーすることが可能であり、塗装の手段に主に陥られている。我々は、エアスプレーを用いて、CNT溶液を空気圧により噴霧することで、CNT薄膜を簡単な方法で作製することが可能であるか検討した。n型単結晶シリコン基板上に、CNT溶液をエアスプレー法により成膜したところ、均一なCNT薄膜を作製することが可能であった。CNT薄膜の抵抗値を測定したところ、0.75Ω(シート抵抗3.4Ω/スクエア)と、良好な導電率であった。