2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[19p-P4-1~15] 6.2 カーボン系薄膜

2018年3月19日(月) 13:30 〜 15:30 P4 (ベルサール高田馬場)

13:30 〜 15:30

[19p-P4-10] 太陽電池に向けた熱拡散法によるシリコンおよび炭素原子をベース としたp型半導体薄膜の開発

楢木野 宏1、清水 優太1、脇 優太1、斎藤 佑2、本多 謙介1 (1.山口大院創成科学、2.山口大理)

キーワード:アモルファスシリコンカーバイド薄膜、太陽電池、熱拡散法

本研究では,太陽電池への応用に向けて熱拡散法によりp型ホウ素ドープアモルファスシリコンカーバイド(a-SixC1-x, x < 0.5)薄膜の作製を行った.undoped a-SixC1-x薄膜に,ホウ酸トリメチル(B(OCH3)3)をスピンコート,アニール処理することによって,薄膜中へのホウ素原子の導入とキャリア密度の増加が確認された.B-doped a-SixC1-x薄膜およびn型Si基板から成るヘテロ接合太陽電池は,AM 1.5の光照射下において変換効率0.761 %を示した.