2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[19p-P5-1~39] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2018年3月19日(月) 13:30 〜 15:30 P5 (ベルサール高田馬場)

13:30 〜 15:30

[19p-P5-11] 室温平面ホール効果によるLa0.67Sr0.33MnO3(100)薄膜の磁気異方性

〇(D)川村 欣也1,2、土屋 敬志2、蓑原 誠人3、堀場 弘司3、組頭 広志3、寺部 一弥2、樋口 透1 (1.東理大理、2.物材機構、3.高エネ研)

キーワード:LSMO、磁気異方性

La0.67Sr0.33MnO3​ (LSMO) はスピントロニクス材料として注目されている。LSMO配向薄膜の磁気異方性は基板の影響を受け大きく変化する。薄膜の磁気異方軸は磁化Mと電流Iとの角度に依存して生じるホール効果(平面ホール効果)によって解析することができる。LSMO薄膜における平面ホール効果は室温において観測されているが、詳細な磁気異方軸の解析は行われていない。本研究では室温におけるLSMO(100)薄膜の磁気異方軸を平面ホール効果によって解析した。