2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[19p-P7-1~81] 2 放射線(ポスター)

2018年3月19日(月) 16:00 〜 18:00 P7 (ベルサール高田馬場)

16:00 〜 18:00

[19p-P7-81] 高放射線耐性InGaP太陽電池を用いた線量計測と変位損傷量法による信号補正

〇(PC)奥野 泰希1、喜多村 茜1、岩元 洋介1、大久保 成彰1、秋吉 優史2、今泉 充3、柴田 優一3、山口 真史4 (1.原子力機構、2.阪府大、3.宇宙機構、4.豊田工大)

キーワード:InGaP、太陽電池、変位損傷量法

東京電力福島第一原子力発電所の炉心付近において、簡易かつ高放射線耐性の線量モニタが要求されている。太陽電池は、簡易に線量測定ができることが知られているが、放射線損傷が引き起こす劣化によって信号が劣化することが問題であった。本研究では、高放射線耐性を有する宇宙用InGaP太陽電池を利用し、放射線誘起電流を用いた線量測定手法および変位損傷量劣化予測モデルを用いた信号補正技術について報告する。