2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[19p-P9-1~20] 13.8 光物性・発光デバイス

2018年3月19日(月) 16:00 〜 18:00 P9 (ベルサール高田馬場)

16:00 〜 18:00

[19p-P9-2] CaF2 / Si量子カスケード構造からの室温電流注入発光

齋藤 侑祐1、近藤 弘規1、渡辺 正裕1 (1.東工大工学院)

キーワード:量子カスケードレーザ、フッ化カルシウム

Si量子井戸におけるサブバンド間遷移を誘導放出,光増幅の基本原理とする量子カスケードレーザは,Si集積回路技術と親和性の高い固体光源としての可能性を有する. CaF2はSiとエピタキシャル成長が可能で,Siとの伝導帯バンド不連続が大きいため,近赤外波長帯までカバーする量子井戸活性層の設計が可能である.今回,理論解析及び素子の作製を行い,パルス電流注入による室温ELスペクトルを観測したので報告する.