2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

2 放射線 » 2.2 検出器開発

[20a-A304-1~12] 2.2 検出器開発

2018年3月20日(火) 09:00 〜 12:00 A304 (54-304)

藤原 健(産総研)

10:45 〜 11:00

[20a-A304-8] 可搬型速中性子イメージャーの実証実験

松村 徹1、大野 良真1、新川 孝男1、土屋 兼一2、田辺 鴻典2 (1.防衛大応物、2.科警研)

キーワード:中性子検出器、核セキュリティ

核セキュリティ分野への応用を目的として、籠状に配置された17個のLiCAFシンチレータと減速材からなる可搬型速中性子イメージャーの実証機を製作し、検出器から2メートルにあるCf-252中性子線源に対するイメージングを行った。中性子の計数値を全てのシンチレータについて求め、そのヒットパターンを元に中性子強度の方向分布を再構成した結果、線源方向付近にスポットが現れることを実証した。