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[20a-D102-3] スライドボート法による有機半導体発光素子の開発:CN系(チオフェン/フェニレン)コオリゴマーでの成膜
キーワード:有機半導体レーザー、(チオフェン/フェニレン)コオリゴマー、スライドボート法
我々は(チオフェン/フェニレン)コオリゴマー(TPCO)の結晶性膜を用いたダブルへテロ構造をスライドボート法で作製してきた。TPCO系分子は長軸が基板にほぼ直立して成長するため、EL素子にする場合のキャリア注入がしにくい。一方、分子両端にシアノ基を付けたTPCOを用いると、基板上に分子長軸が横たわって配置され、キャリア注入特性が良好になる。今回、このような観点からCN系TPCOを用いたスライドボート法による薄膜作製に着手した。