9:30 AM - 9:45 AM
[20a-F202-2] Mechanoluminescence assisted double cantilever beam (DCB) test for evaluation of fracture toughness at adhesive phase and laye
Keywords:Mechanoluminescence, double cantilever beam (DCB) test, fracture toughness
応力発光体とは、産総研が独自に開発した機能性セラミック粒子であり、圧縮、引張、ねじれ、振動、衝撃などの様々な機械的刺激に応じて発光する。。一方、Double cantilever beam(DCB)法は、多層膜中の最も弱い部分の密着性、複合材料の層間破壊、更に接着層内・界面での破壊靭性値を定量的に評価する方法である。破壊進展長さを決める点は「き裂先端」であるが、その開口は数mm程であり、目視での特定が困難、測定者による誤差を含む等、世界中で使用されている有用な標準試験法であるにも関わらず、多くの問題を含んでいる。そこで、今回は、き裂進展時に、先端先端を発光可視化可能な応力発光を活用したDCB試験を提案し、「接着層の破壊靭性値評価」の高度化、同種・異種材料接着評価で有用性を実証したので、報告する。