2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[20a-P7-1~37] 12.1 作製・構造制御

2018年3月20日(火) 09:30 〜 11:30 P7 (ベルサール高田馬場)

09:30 〜 11:30

[20a-P7-26] 炭酸含有水酸アパタイトの結晶形成過程における蛍光色素の複合化

尾上 和寛1、〇片岡 卓也1、多賀谷 基博1 (1.長岡技科大工)

キーワード:水酸アパタイト、有機/無機ハイブリッド、フルオレセイン

水酸アパタイト (HA: Ca10(PO4)6(OH)2) は,バイオ・医療用材料の研究対象となっている.HAの諸機能を飛躍的に向上させるためには,バイオミネラル形成時にみられる有機分子との相互作用に基づいた結晶成長過程の理解が重要となる.特に,生体内の硬組織は炭酸イオンを含有しているため,炭酸含有水酸アパタイト (CHA) と有機分子の相互作用を理解し,複合機能を創製する研究が必要となる.本研究では,蛍光色素としてフルオレセイン (Fs: C20H12O5) をアパタイト (HA及びCHA) の結晶過程で複合させ,Fsの蛍光挙動から両者の複合状態を考察した.