[20p-A402-1~14] 3.9 テラヘルツ全般

[20p-A402-14] 空気プラズマからの超広帯域コヒーレント赤外波の発生メカニズム

〇松原 英一^1,2、永井 正也²、芦田 昌明² (1.大阪歯科大物理、2.阪大基礎工)

キーワード：空気プラズマ、超広帯域赤外パルス、テラへルツパルス

空気プラズマからの超広帯域コヒーレント赤外パルス発生について、2色フェムト秒パルスの時間波形に、媒質による分散を取り入れたシミュレーションを行った。その結果、四光波混合モデルよりもプラズマ電流モデルの方が実験結果に整合するという結果を得た。これは、時間幅の短いパルスを短焦点で強く絞った場合、中性分子よりもイオン化したプラズマからの放射が支配的になっているためと考える。