2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 フォトニック構造・現象

[20p-C301-1~13] 3.11 フォトニック構造・現象

2018年3月20日(火) 13:00 〜 16:30 C301 (52-301)

岩本 敏(東大)

15:30 〜 15:45

[20p-C301-10] 量子ドット多層積層膜の発光特性(2)

竹熊 晴香1、冷 俊夫1、立石 和隆1、Yang Xu2、Yin Thai Chan2、龍崎 奏1、王 胖胖1、岡本 晃一1、玉田 薫1 (1.九大先導研、2.シンガポール国立大)

キーワード:量子ドット、二次元膜

量子ドット(Quantum Dots : QDs)は半導体ナノ粒子であり、近年従来からのバイオ応用等に加えて、ディスプレイ材料としても注目を集めている。我々はコロイド状QDs(CdSe/ZnS)を固体基板表面に積層転写することで、ナノレベルで厚みを制御した均一な二次元薄膜を作製した。金基板上ではガラス基板上より発光が増強され、QDs層の厚み50 nmで極大を取ることがわかった。本発表では、金基板上のQDs多層膜の発光増強のメカニズムについて詳細な考察を報告する。