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[20p-C304-15] ピコ秒サーモリフレクタンス法による ボライド化合物 PrRh4.8B2の熱伝導率測定
キーワード:熱伝導率、ピコ秒サーモリフレクタンス
特異的な層状構造を有するボライド化合物PrRh4.8B2単結晶の層間方向の熱伝導率について、ピコ秒サーモリフレクタンス法を用いて評価した。その結果、PrRh4.8B2の熱伝導率は他のボライド化合物と比較し極めて小さいことが明らかになった。これは、結晶中にランダムに位置したRh欠陥に由来すると考えられる。