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[20p-P2-13] 海馬神経細胞のラマンイメージング
キーワード:ラマン分光法、イメージング、神経細胞
ラット胎児から取り出した発達初期の神経細胞は、基板上で培養を行っても、脳組織内の神経細胞と同様に、生体内分子の組成やその分布を変化させ、同じ生理学的特性を発現する。成長していく神経細胞の分子組成変化は、ラマン分光法を用いることで、生きたまま長期間、低侵襲で測定することができる。我々は、海馬神経細胞内に分布する生体内分子を広範囲で観察するため、ラインスキャンによるラマンイメージングを試みた。