[18a-B01-1~4] インフォマティクスが創る新しい材料科学とその実用化

[18a-B01-2] マテリアルズ・インフォマティクス：機能無機材料探索における機会と課題

〇田中 譲^1,2,3、藤間 淳¹、高橋 啓介^4,1 (1.物質・材料研究機構　MaDIS、2.総合科学研究機構、3.アルバータ大学理学部、4.北海道大学理学研究院)

キーワード：マテリアルズ・インフォマティクス、機能無機結晶材料、データの不均一性

マテリアルズ・インフォマテイックスは、機械学習の単純適用による成功の時代から、機械学習に適した新しい数理モデリングを必要とする時代へと向かいつつある。機能無機材料の探索においては、対象データ集合が不均質で、回帰分析の前に適切に分割を行う必要がある。分割後の均質集合は小さく、過学習を避けるために少数の適切な記述子を定義することが極めて困難である。これらの課題を如何に解決すべきかを展望する。