2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[18a-B12-1~10] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2019年9月18日(水) 09:00 〜 11:45 B12 (B12)

増原 陽人(山形大)、阿部 博弥(東北大)

11:15 〜 11:30

[18a-B12-9] 新規インレーを指向したCNC@HAp被覆によるオールバイオコンポジットフィラーの作製

〇(M1)佐藤 亮太1、野原 智裕1、田端 恵介1、有田 稔彦2、増原 陽人1,3 (1.山形大院理工、2.東北大多元研、3.山形大有機エレ研)

キーワード:コンポジットレジン、セルロースナノ結晶、ハイドロキシアパタイト

歯科材料であるコンポジットレジン(合成高分子を無機フィラーに分散させた材料)がインレーの主流となっているが、インレー内の未反応モノマー残存により、口腔内での粘膜の刺激やレジン自体の物性低下が課題となっている。本研究では、高機械的強度、低毒性であるCNCと生体親和性を有し、且つエナメル質の97%を占めるHApを複合化させ、本物の歯に限りなく近づけた、オールバイオコンポジットレジンインレーを創成する。