2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[18a-C206-1~12] 1.6 超音波

2019年9月18日(水) 09:00 〜 12:15 C206 (C206)

近藤 淳(静大)

09:00 〜 09:15

[18a-C206-1] グレーティング構造における斜め入射プローブ光を用いた時間領域ブリルアン散乱測定

筒井 寛大1、松田 理1、藤田 健太郎1、友田 基信1、Pezeril Thomas2、Gusev Vitalyi3 (1.北大院工、2.ル・マン大分子・物質研、3.ル・マン大音響研)

キーワード:ピコ秒超音波法、時間領域ブリルアン散乱、音速測定

超短光レーザーパルスを用いた透明媒質中のブリルアン散乱の測定は、物質の屈折率や音速の同定、弾性特性の評価に役立つ。本研究では、媒質表面にグレーティング構造を形成した試料を用い、対称性の破れから生成可能となる横音響波を検出した。横音響波の検出に必要な低対称性を実現するため、レーザー光を斜め入射させて実験を行った。横音響波の検出により、縦音響波の検出では求められない弾性定数を得ることができる。