2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.6 超音波

[18a-C206-1~12] 1.6 超音波

2019年9月18日(水) 09:00 〜 12:15 C206 (C206)

近藤 淳(静大)

12:00 〜 12:15

[18a-C206-12] 音響誘起電磁法を用いた腎不全による線維化の検出

〇(M1)熊本 貴司1、伊藤 賢四郎1、生嶋 健司1、今村 亮一2、野々村 祝夫2 (1.農工大院工、2.阪大院医)

キーワード:超音波、電気分極、腎臓

心臓や腎臓などの臓器が機能不全に陥ると、線維芽細胞が多量にコラーゲンを産生し、組織が線維化されることが知られている。線維化診断としては現在、臓器の一部を切り取って検査する生検が主流であるため、非侵襲に診断する新たな手法が求められている。本研究の目的は、ASEM(音響誘起電磁)法を用いて、腎不全におけるコラーゲン蓄積の可視化を検証することである。講演では、正常腎と腎不全モデルの比較について報告する。