2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[18a-C310-1~10] 6.6 プローブ顕微鏡

2019年9月18日(水) 09:30 〜 12:15 C310 (C310)

阿部 真之(阪大)

12:00 〜 12:15

[18a-C310-10] 光励起多探針技術による単層WSe2/MoSe2面内ヘテロ構造の光応答計測

茂木 裕幸1、汪 子涵1、番場 隆文1、髙口 裕平2、遠藤 尚彦2、吉田 昭二1、谷中 淳1、大井川 治宏1、宮田 耕充2、武内 修1、重川 秀実1 (1.筑波大数理、2.首都大東京)

キーワード:遷移金属ダイカルコゲナイド、多探針技術、光キャリアダイナミクス

MoSe2等の遷移金属ダイカルコゲナイド単層半導体は、二次元光デバイス材料として注目される。発表者らは、世界で初めてフェムト秒パルスレーザーシステムと多探針STM装置を組み合わせることに成功し、SiO2基板上の単層WSe2/MoSe2面内ヘテロ構造のバンド構造評価と光キャリアダイナミクス計測を行った。任意の位置へ探針接触と光照射を可能にする本手法は、今後の二次元デバイス開発において重要となる。