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[18a-E307-5] コバルトと鉄の積層膜を触媒とした熱フィラメントCVD法による単層カーボンナノチューブの低温成長
キーワード:カーボンナノチューブ、低温成長、積層膜
CoとFeの積層膜を触媒とし、熱フィラメントCVD法によるSWCNTの低温成長を、炭素源にエタノールを用いて行った。350℃成長では、触媒にCoを用いると、SWCNTはほとんど成長しないが、FeとCoの積層膜を触媒に用いた場合にはSWCNTが確認された。ラマンスペクトルには、1590cm-1にGバンド、222、264、281cm-1にRBMが見られ、G-も見られた。FeとCoを積層させることにより、積層膜は350℃の成長温度で粒子化した。