2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[18a-N304-1~8] 3.7 レーザープロセシング

2019年9月18日(水) 09:30 〜 11:45 N304 (N304)

中村 大輔(九大)、中嶋 隆(京大)

10:15 〜 10:30

[18a-N304-4] テラヘルツ波誘起表面周期構造の高時間分解観測を目指した高強度テラヘルツ光源の開発

細川 誓1,2、橋田 昌樹1,2、長島 健3、井上 峻介1,2、阪部 周二1,2 (1.京大院理、2.京大化研、3.摂南大学)

キーワード:テラヘルツ、LIPSS、チタンサファイアレーザー

高強度の電磁波を物質に照射したときに、表面に波長以下の微細な周期構造が形成される。これはLIPSSと呼ばれ、その形成メカニズムは明らかにされていない。LIPSS形成の様子を高時間分解で観測し手掛かりを得たいが、レーザーの場合は構造が非常に微細で観測が困難である。THz波による周期構造は間隔が広く観測が容易であると考え、THz波による周期構造形成と観測を目指して高強度THz光源の開発を行った。