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[18a-PA4-6] ハロゲン化鉛ペロブスカイト薄膜における電子フォノン相互作用の光学測定
キーワード:テラヘルツ、ペロブスカイト、ポンプ‐プローブ分光法
ハロゲン化メチルアンモニウム鉛ペロプスカイトは、高い太陽電池変換効率や高効率な発光材料特性を示すことが見出されている。近年の研究から、THz領域のフォノンモードが電子励起状態と強く結合しており、バンドギャップのブルーシフトやポーラロン生成の結果、高い電気伝導度が効率よく発現していると考えられている。本研究では、その優れた電気光学特性の主要な要因と考えられる電子とフォノンとの相互作用を詳細に調べる。