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[18a-PB3-28] RF-MBE法で低温成長したガラス基板上InAlNの抵抗率の温度特性
キーワード:半導体、InAlN、MBE
現在、抵抗率が負の温度係数を持つ NTC サーミスタは酸化物が主流であり、窒化物サーミスタを目指す研究は行われてこなかった。しかしながら、窒化物半導体の方が、高温熱応答性やフレキシブル性などに優れているため、幅広い分野での応用が可能になる。InAlN は 0.65 ~ 6.2 eVの非常に幅広いバンドギャップエネルギーを持ち、発光デバイスや電子デバイスなどへの応用が行われてきた。本研究では、サーミスタ応用に向けて、ガラス基板上に InAlN を成長した。そして、抵抗率の温度依存性を測定することにより、B 定数に Al 組成が与える影響を評価した。