[18p-C310-1~14] 6.6 プローブ顕微鏡

[18p-C310-7] 走査型プローブエレクトロスプレーイオン化法によるヒト心臓組織のイメージング質量分析

〇大塚 洋一¹、上堀内 武尉¹、竹内 彩¹、新間 秀一²、宮脇 大³、木岡 秀隆³、大谷 朋仁³、坂田 泰史³、松本 卓也¹ (1.阪大理、2.阪大工、3.阪大医)

キーワード：大気圧サンプリングイオン化、イメージング質量分析法、生体組織

生体組織の夾雑環境は健康状態に応じて変化するため、イメージング質量分析法を用いた生体成分の多次元データ計測が注目されている。タッピングモード走査型プローブエレクトロスプレーイオン化法（t-SPESI）は、振動するキャピラリプローブ先端での液架橋の形成と破断、エレクトロスプレーイオン化を実施し、試料の局所質量分析を大気圧環境下で実現する。t-SPESIイメージングのための要素技術と、ヒト心臓組織の検討結果について述べる。