2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.6 超高速・高強度レーザー

[18p-E205-1~17] 3.6 超高速・高強度レーザー

2019年9月18日(水) 13:15 〜 18:00 E205 (E205)

高橋 栄治(理研)

15:30 〜 15:45

[18p-E205-9] 楕円偏光励起による高次高調波の回折特性

小松原 航1,3、Fanqi Kong1,2、Chunmei Zhang1,2、Paul Corkum1,2 (1.オタワ大、2.NRC、3.東大院理)

キーワード:高次高調波

高次高調波発生の研究対象は、極端紫外領域の光源、原子・分子の電子ダイナミクスの超高速分光など、多岐にわたる。その中で、高調波を発生させる入射電場の制御によって、さまざまな応用に広がることが知られている。今回、2つの楕円偏光電場を非同軸に入射することによって、発生する高次高調波に興味深い回折特性が生じることを見出した。この回折特性を、光子のスピン・運動量保存則、および波動描像の両面から説明する。