[18p-E310-1~14] 12.4 有機EL・トランジスタ

[18p-E310-12] 剛直性高分子有機 EL 薄膜の膜物性の分子量依存性

〇(M2)石井 拓海¹、佐藤 友基¹、横山 大輔^1,2 (1.山形大院有機材料システム、2.山形大有機エレ研究センター)

キーワード：高分子、Ｘ線反射法、電気特性

過去の研究において屈曲性高分子材料がランダム配向をとるのに対し剛直性高分子材料は水平配向をとることが明らかになった。加えて、剛直性高分子材料においては分子量を増加することにより、水平配向性が増加しある一定の分子量以上から水平配向性が一定になることが明らかになった。しかし、非晶質高分子材料は非晶質有機低分子材料と比較して研究例が少なく有機膜の高次構造の理解がなされていない。よって本研究では高分子塗布膜の高次構造の理解を目的とし、塗布法で成膜した剛直性高分子材料を各分子量ごとに密度分析、J-E特性・移動度評価を行った。