16:00 〜 18:00
[18p-PA4-21] 部分O終端チャネルを用いたダイヤモンドFeFETの疑似ノーマリオフ動作化に関する検討
キーワード:ダイヤモンド
我々は、強誘電体VDF-TrFEをゲートとしたダイヤモンドFeFETを提案、開発に取り組んでおり、基本動作や室温における高効率なキャリア誘起を実証してきた。一方、疑似ノーマリオフ動作は、チャネルのキャリア密度に対するVDF-TrFEの残留分極値が低い事から、その実現には至っていない。今回、H終端ダイヤモンドチャネルの一部を部分O終端化する事で局所的にキャリア密度を低減させた構造を用い、疑似ノーマリオフ動作化に関する検証を行った。