2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」 » 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

[18p-PB5-1~36] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2019年9月18日(水) 16:00 〜 18:00 PB5 (第二体育館)

16:00 〜 18:00

[18p-PB5-28] MgO単結晶の真空紫外線領域のカソードルミネセンススペクトル

工藤 幹太1、星 翔馬2、小野 瑞生1、藤原 有基1、金子 健太郎2、山口 智広1、本田 徹1、藤田 静雄2、尾沼 猛儀1 (1.工学院大、2.京都大)

キーワード:酸化マグネシウム、カソードルミネッセンス、真空紫外線

我々はVUV発光材料として岩塩構造酸化マグネシウム亜鉛(RS-MgxZn1-xO)に注目している。本研究では、終端材料であるMgO単結晶のVUV領域でのカソードルミネッセンス(CL)測定を行い、発光材料としてのポテンシャルを調査した。本実験のCLスペクトルと文献の反射スペクトルの比較より、低温環境では束縛励起子発光が支配的、室温では自由励起子が支配的と同定された。以上より、MgOを終端材料とするRS-MgxZn1-xOの発光材料としての高いポテンシャルが示された。