2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[19a-C310-1~12] 6.6 プローブ顕微鏡

2019年9月19日(木) 09:00 〜 12:15 C310 (C310)

杉本 宜昭(東大)、笹原 亮(神戸大)

11:45 〜 12:00

[19a-C310-11] 超分子光触媒-半導体ハイブリッド光電極モデル表面の構築と顕微鏡観察

笹原 亮1、玉置 悠祐2、石谷 治2、大西 洋1 (1.神戸大理、2.東工大理)

キーワード:走査トンネル顕微鏡、超分子光触媒、ハイブリッド光電極

超分子光触媒は、可視光を吸収する光増感錯体とCO2を還元する触媒錯体で構成される。超分子光触媒を半導体表面に吸着させると、メタノールを電子源とするCO2の光還元が実現する。このハイブリッド光触媒の活性を高めるためには、半導体から触媒錯体への電子移動を高効率化する必要がある。超分子光触媒の吸着構造が電子移動効率に与える影響を解明する端緒として、TiO2表面に吸着させた光増感錯体をSTMで画像化した。