2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.5 磁場応用

[19a-E201-1~11] 10.5 磁場応用

2019年9月19日(木) 09:00 〜 11:45 E201 (E201)

堀井 滋(京都先端科学大)、三井 好古(鹿児島大)

11:30 〜 11:45

[19a-E201-11] 第一原理計算によるメタ磁性L10-MnAlの磁気構造の解析

宮崎 貴史1、佐藤 卓1、梅田 裕二1 (1.TDK(株))

キーワード:メタ磁性、第一原理、マンガン合金

MnAlの強磁性相は、Mn 比率が55~60%のMnリッチ組成でL10型の結晶構造であることが知られている。最近、我々は溶融塩電析法により作製したMnAl合金に熱処理を施すことで、ある磁場で急激に磁化が増加するメタ磁性的挙動を示すことを報告した。そこで本発表では、L10-MnAlにおけるメタ磁性発現メカニズムについて、第一原理計算を用いた解析結果を報告する。