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△ [19a-E203-1] RT-QuIC 法を用いたリポソーム固定化カンチレバーセンサによる αシヌクレインの検出
キーワード:リポソーム、バイオセンサ、タンパク質
我々はリポソーム固定化カンチレバーセンサを用いて,パーキンソン病発症原因物質 αシヌクレイン(αSyn)の検出を行っている。αSynはモノマーから凝集,線維化し,フィブリルに変化することで毒性を獲得する。また,モノマーの中に極少量のフィブリルが存在すると凝集現象が促進される。RT-QuIC 法は このαSynの凝集現象の促進を利用する方法で,本研究では RT-QuIC 法に着目し,本センサに応用して,αSyn の凝集過程の検出と,極低濃度のαSynの検出を目指した。