2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[19a-E203-1~12] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2019年9月19日(木) 09:00 〜 12:15 E203 (E203)

古川 一暁(明星大)、三宅 丈雄(早大)

10:00 〜 10:15

[19a-E203-5] 2 段階合成法による球殻状タンパク質内腔へのCuInS2 ナノ粒子合成

唐木 裕馬1、宮永 良子1、岡本 尚文1、石河 泰明1、山下 一郎2、浦岡 行治1 (1.奈良先端大、2.阪大工)

キーワード:ナノ粒子、バイオナノプロセス、化合物半導体

二硫化インジウム銅(CuInS2) ナノ粒子は,カドミウムフリーの代替材料として期待され,様々な合成方法が報告されている.しかし,それら既知法の多くは、反応液中で粒子を結晶成長させており,粒径制御が難しく、反応中にナノ粒子同士が凝集する課題があった.我々は,そのナノ粒子合成における粒径不均一性,凝集性を解決するため,遺伝子的にサイズが均一で溶液分散性が担保されている球殻状タンパク質を鋳型としたCuInS2 ナノ粒子の合成を試みた.