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[19a-E204-4] 単一金属ナノギャップにおける光分子濃縮のin-situラマン評価
キーワード:表面増強ラマン散乱、局在表面プラズモン共鳴、分子濃縮
可視光によって小分子を操作することは、小さな分極率や光の回折限界、分子検出の点から困難を極める。この限界を打破する手段として金属ナノ構造体による局在表面プラズモン共鳴を用いた金属近傍への電磁場の局在化がある。これにより小さな分極率の分子に対しても有効な捕捉力を与えることが可能となる。本研究では、局在電場を用いた分子補足挙動を表面増強ラマン散乱観測により検証した。