2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.3 絶縁膜技術

[19a-E305-1~12] 13.3 絶縁膜技術

2019年9月19日(木) 09:00 〜 12:15 E305 (E305)

藤井 章輔(東芝メモリ)、堀田 育志(兵庫県立大)

10:45 〜 11:00

[19a-E305-7] Al/金属酸化物/Si構造における抵抗スイッチング現象

寺垣 亮太1、小林 晃平1、吉田 晴彦1、新船 幸二1、神吉 滉輝夫2、堀田 育志1 (1.兵県大工、2.阪大産研)

キーワード:抵抗変化型メモリ(RRAM)、抵抗スイッチング、シリケイト

次世代の不揮発性メモリとして抵抗変化型メモリ(RRAM)の開発が進められている。そこで、新たにAl/金属酸化物/Si (Al/MOx/Si)構造の金属シリサイドシード方式のRRAMを提案し、それらの問題に解決に取り組んでいる。この方式では、エレクトロフォーミング処理の省略化や貴金属電極を用いない素子を実現できると考えている。今回は、シリケイト形成エネルギーが異なる金属酸化物によるMIS構造の抵抗変化現象の系統的調査を行ったので報告する。